子供が2歳ぐらいになるとそろそろ自転車の練習をさせたいと考える親御さんも多いかと思います。
年齢が上がってから自転車の練習をするのは大変なので、子供が小さいうちに楽しんで習得できるのがよいですよね。
では、子供が楽しんでさらに効率的に自転車乗りを習得できる方法はなんでしょうか、、、?
結論:ストライダー -> へんしんバイク -> レベナ
ズバリ結論を言いますと
ストライダー + へんしんバイク(ペダルあり) + レベナ
のコンビネーションが最強です!
具体的には
- ストライダーで遊ぶ。
ストライダーにのって遊び、自然とバランスが取れるようにする。 - へんしんバイクで遊ぶ。
ストライダーでバランスをとれるようになったら、へんしんバイク(ベダルあり)で遊びます。
バランスはとれているので、ペダルを漕ぐことに慣れてもらいます。
この段階で多くの子供は、自転車に乗れるようになります。 - レベナに挑戦する。
へんしんバイクが小さくなってきた段階で、レベナのような軽量な自転車に挑戦します。
ストライダー、へんしんバイク、レベナの紹介
ここでストライダー、へんしんバイク、レベナについて簡単に紹介させていただきます。
詳細はホームページからご確認頂くとして、ここでは簡単な説明にとどめます。
ペダルのない子ども用自転車。重さ3.0kg。
ペダルの脱着が可能な子ども用自転車。
重さは、ペダル無し(バランスバイクモード)の時は4.5kg。 ペダルを付けると(キッズバイクモード)6.6kg。
レベナ:
子ども用のスポーツタイプの自転車。重さは7.9kg。
子供の成長にあわせた自転車の練習
なぜストライダー、へんしんバイク、レベナの3ステップ踏む必要があるのでしょうか。
それは子供の成長にあわせて適切に自転車の練習をさせることが必要だからです。
自転車の習得におけるポイントは、大きく2つあります。
1つ目は、
自転車の「バランスを取ること」と「ペダルを漕ぐこと」を同時に習得することは、とてもハードルが高い
ことです。
この2つのことを分けて習得すること、そして順番、すなわち「バランスを取ること」を習得した後に「ペダルを漕ぐこと」習得することがとても大事になってきます。
このメソッドではまずはストライダーに乗ることで「バランスを取ること」を習得します。
そしてバランスが取れるようになった後、へんしんバイク(ペダル付き)に挑戦することで、「ペダルをこぐこと」をあわせて習得します。
この順番はマストです。
昔はこの順番を逆にやるのが一般的でした。
私もそうでしたが、補助輪付きの自転車からはじめて「ペダルをこぐ」ことを習得し、その後補助輪を外すというやり方でした。
でもこの順番は、子供にとってハードルが高いです。
私自身も全然乗れるようになれなくて、小学生になってから親に猛特訓させられてなんとか乗れるようになりました(涙)。
なので補助輪つき自転車から始めるのは悪手なので、絶対やめましょう。
2つ目は、
子供の体格にあった乗り物を使う
ことです。
1つ目のポイントを読んで疑問に思った方もいるのではないかと思います。
それは
最初からへんしんバイクじゃだめなの? へんしんバイク(ペダル無し)ではじめて、
バランス取れるようになったらへんしんバイクにペダルつければいいんじゃないの?
これには車体の重さが関係してきます。
へんしんバイクの重さは、4.5kg(バランスバイクモード->ペダルなし)に対してストライダーは3.0kgです。
たかが1.5kgと思うかもしれませんが、平均体重が12kgほどの子供にとってはこの違いは大きいです。
もちろん体格の大きい子供いると思いますので、すべてに子供に当てはまるわけではないですが、重いとコントロールしづらく、倒れた時に自分で立ち上げることができない場合があります。
そのため結果として楽しめず、やる気を失ってしまう可能性があります。
これがストライダーから始めることの理由です。
自転車が乗れるようになる、すなわちペダル無しへんしんバイクが乗れるようになった次の段階でレベナを利用するのも同じ理由です。
レベナは子供用のスポーツ用の自転車となっており、とても軽量にできていることが特徴です。
折角自転車を操れる技術を身に着けたにも関わらず、子供に大きすぎる自転車を買ってしまうケースを周りで度々見ています。
重たすぎるためにうまく乗れず、子供がやる気をなくしてしまったり、さらに乗りやすいように親が補助輪などをつけてしまいますと、せっかく習得した自転車操縦技術が失われてしまいます。
レベナは7.9kgとなっており、非常に軽く、へんしんバイクを卒業する子供には最適です。
我が家の場合
我が家には子供が二人(男の子 and 女の子)おりますが、二人ともこの方法をとることにより、4,5歳で自転車に乗れるようになりました。
二人とも体が小さく(特に一人男子はガリでずっと身長も最前列を毎年キープ)、またお世辞にも運動神経がいいとは言えません。(私の遺伝子のせいです、子供達よ、すまぬ)
また超インドア派なので中々外で遊ぼうとしません。
そのためどうすれば楽しんで取り組めるか、色々調べてこのメソッドにたどり着きました。
まとめ
子供が自転車に乗れるようになる最適メソッドを紹介しました。
繰り返しになりますが、メソッドは
1.ストライダーで遊ぶ
2.へんしんバイクで遊ぶ
3.レベナに挑戦する
です。
そして大事なことは
- 自転車の「バランスのとり方」を習得してから「ペダルのこぎ方」を習得する。
- 子供の体格にあった重さの乗り物を用意する。
です。今は様々なメーカーが同じような自転車を出していると思いますので、同じようなステップを踏めるのであれば、上記に上げたメーカーにこだわる必要はないかと思います。
子供に自転車を乗れるなってほしいと考えている親御さんの助けになれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。